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のえる(仮)のなんでもかんそうぶん

札幌市すすきの・大通界隈で(大体)1人で食べ歩きや飲み歩き、読書や日常などのなんでも感想文です。

「お、チーズのニュースだわーい」→うんざり

www.yomiuri.co.jp

さすがにツッコミどころが満載だ。

かいつまんで言うと、TPPの署名式に出た高鳥内閣府副大臣が、当地の夕食会で出されたニュージーランド産のブルーチーズが美味しかったのでブログにそう書いたら、衆議院予算委員会民主党の福島議員から、国内の酪農家が関税撤廃で外国産乳製品が安く出回るのを心配しているときに、美味しかったとか呟いてる場合じゃなんじゃないの?みたいな指摘をされ、「誤解を招いた」と謝罪したって記事。
相変わらず「政争の"愚"」を撒き散らかしてるなあ。
もうチーズがかわいそう。
 
別に与党だ野党だって政治的な話をしたいわけじゃないですよ。
公人としてTPPという国内に利害関係が生じる可能性の高い、繊細な問題を請け負ってる副大臣が軽率な発言。
単なる食事への感想を揚げ足とって、国会内でさも酪農家の味方面して指摘する民主党議員。
なんなのこれどこのお遊戯会?
 
大体この副大臣さん「ブルーチーズは好きではないが、夕食会で食べたら美味しかったから。」と発言しているらしい。ブルーチーズ好きとしては大いに結構。酪農家さんも国内に消費者が一人増えて万々歳じゃないか。ましてこの記事をきっかけにブルーチーズ食べてみようかな、っていう潜在的消費者も増えるでしょう。あとはこの副大臣に陳情に行けば良いんだよ。「ウチのも美味いよ食べてみて!」って。当然読売新聞連れてね。国産うめーって言ってくれれば売れるだろうし、記事にも書いてもらえるし一石二鳥でしょ。副大臣辞任しちゃったらどうすんのよ、福島議員責任取れるの?
 
大体私が話したことのある道内の酪農家さんはこんなの気にしてなかったよ。常々フランスやイタリアっていうチーズ先進国に追い付け追い越せで頑張ってチーズ作ってるよ。はっきり言って歴史の重みは違うけど、最近の道産チーズ美味いからね。シェーブルだってブルーチーズだってクリームチーズだってカマンベールだって、チーズ単体で十分に食べられるよ。ワインと合わせれば素晴らしいマリアージュだよ。
 
一番腹たつのは頑張ってる酪農家さんを無視して、変な形で優遇する簡単な仕組み作っちゃってる政治家だよ。輸入チーズには関税かけるけど、その関税の範囲内で国産チーズ購入したら関税は要りませんって何それバカにしてんの?
 
そんなことするならしっかり関税とって、その分人材の確保とか設備の充実だとか商業的なサポートだとかいくらでも行政主導で産業育成できたんじゃないの?
 
一からチーズ工房立ち上げて品質上げて高いって言われながら頑張って売り先探して、ようやく私達の口に届いて美味しい!って言われ始めたやさきにTPPが来て。かわいそうだと思わないの?
 
こんなふざけた話ニュースに提供してる暇あるならもっとNPO法人とか地域の酪農家と密に話し合って本場を唸らせるようなチーズ逆輸入かましてやるぐらい攻勢かけてみようよ。
 
何度か紹介したけど、北海道三笠市の滝沢ワイナリーなんかは、自分で立ち上げて自費とクラウドファンディングでの資金調達でブドウ栽培から始めて今の白ワインがあるんだよ。味は半端じゃない、高級白ワインなんかは私は飲めないので分からないけど、1万円前後のフランスやイタリアの白ワインなんかと比較してもむしろ勝ってるぐらい美味いよ。
 
やろうと思えば日本人はなんでも上手く作れるんだ。本場にさえ勝るとも劣らないものを。政治家さんがやってるこのコントは酪農家さんや農家さんに対する冒涜以外の何物でもないよ。
 
あと最後に言いたい、両者とも国産のブルーチーズ食べてみろって、話はそれからじゃないの?