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のえる(仮)のなんでもかんそうぶん

札幌市すすきの・大通界隈で(大体)1人で食べ歩きや飲み歩き、読書や日常などのなんでも感想文です。

プルオト Vol.3 ~おっさんがBABYMETALを聴いて考えてみたよ~

音楽 BABYMETAL

こんにちは、のえる(仮)です( ´ ▽ ` )ノ

 

不定期連載音楽シリーズ「心をプルプル揺さぶる音楽」略して「プルオト」、Vol.3です。

前記事はこちら

 

msoasis.hatenablog.com

msoasis.hatenablog.com

 

こじらせすぎてかなりキモいことになっております。

両方読んでいただいた奇特な方ありがとうございます。

あ、後悔はしてません。

 

 

 

C D 買 っ た

 

Vol.2にも書いた通り、「Sonisphere Festival UK」のライヴ動画を見て完全にハマったので、速攻でCD購入です。

ちなみにアルバムはまだ1枚しか出ていません。*1

いやそれどころかシングルも3枚しか出していません。

2010年10月結成、2013年1月メジャーデビューってことはもう5年やってることになります。

え?w

ってなりますよね。

このバンドどういう売り方してるの、と。

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まず、TVで見ない。

CMでも見ないし、音楽番組でも見ない。

ああ、最近はたまに朝の情報番組で取り上げられるようになりました。

東証一部上場の㈱アミューズ所属のアーティストなのに、です。

ちなみに他にはサザンや福山、ONE OK ROCKPerfume、高橋優(道民)などが所属しています。

しかしほとんどメディア露出がない。(そういえばワンオクも見たことないな…。)

調べてみますと、何年か前にANDROIDのCMにちょっと出てました。

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歌番組ともなると地上波TVですと、ミュージックステーションのMステスーパーライブ出演があったぐらいかな…。

海外で話題!とかCDショップ大賞2015年を受賞したりと騒がれて話題も豊富、この程度の露出でアルバムはゴールデンディスク*2もとっていますし、国内外を問わず音楽フェスでは大人気。まして単独ライヴでも埼玉スーパーアリーナや幕張メッセを埋めるというのは実証済みなわけです。

アイドル×メタルというコンセプトが受け入れられづらいというのは確かにそうなのでしょうが、この露出の少なさはちょっと異常かなと思うのです。

 

 

売 り 方

 

初期のBABYMETALはある意味KOBAMETALが趣味で作ったともいえる、「本気で遊ぼう」を地で行くバンドなだけに、先行投資をすることが会社的に難しいのかなと想像できます。

稟議書出したけどOK出ねえんだよwwwとかなってたのかなと思うと微笑ましい。

また、もしかしたら消費剤としてすぐに廃れてしまうことを恐れている可能性もありますよね。

イロモノ的な扱いされるのは目に見えてますし。

そして国内の需要という点でも非常に微妙です。

まず第一にアイドル業界はAKBグループ一強。

これはもうモンスターです。

テレビで見ない日はなく、歌を聴かない日もない。

ここに正面からアイドルですって立ち向かってもそうは勝てないでしょう。

第二にメタル業界の市場規模の小ささ。

全く詳しくないので恐縮ですが、マキシマムザホルモンなどが頑張っているものの、市場トータルのセールスとしては芳しくない状況なのかなと。

第三にそもそもCDが売れないという市場環境的な問題。

私が大学生のころってミリオンどころかダブルミリオンってのも話題に上がってましたが、ここ数年はDL形式がメインストリームになりつつるのでミリオンって聞かないですもんね、AKBぐらい?

 

 

海 外 展 開

 

そこで目を付けたのはやっぱり海外なんだろうと想像してしまうのです。

事実㈱アミューズは積極的に海外事業所を展開しています。

第一の問題のアイドルという点に関して、欧米諸国ではローティーンの女性のメディア露出に関して、ロリータコンプレックス*3ペドフィリア*4などを想起させるとして忌避される傾向にあるようで、日本のようなアイドル文化が育たないようです。

第二の問題としては、欧米はまさにメタルの本場。

イギリス、アメリカのみにとどまらずドイツや北欧など、世界的なメタルバンドを輩出しています。

第三の問題に関してはほぼ日本と変わらないでしょうが、総人口のキャパが違います。

ましてやメタル市場の割合も高いため、それこそなにかのきっかけで売れた場合は大きなリターンを期待できます。そしてCOOLJAPAN。

 

そこでこちらが再登場

「ギミチョコ!!」

(これハマってからめちゃくちゃ好きになったんですが、これ作曲が元THE MAD CAPULE MARKETSの上田剛士だったんですよね。納得!)

www.youtube.com

2015年11現在でなんと3,600万回再生を突破しております。

公開から約1年8か月です。

YOUTUBEについてるコメントは9割近く英語です。

単純比較はできないのでしょうが、AKBの公式PVで一番再生されているのは「へビーローテーション」の1億2,000万回再生。

凄いですね。まさしくモンスター。

公開は5年前です。

こちらも7割近くが英語のコメントになってますね。

また、メタリカ*5の公式MVでもっとも再生されているのは「Nothing Else Matters」で7,200万回。

こちらも公開は5年前。

年間平均にしたら悪くない、とかひいき目で見てみる。。。

 

このYOUTUBEでの配信に関してなんですが、全世界で賛否両論が巻き起こりました。

「こんなのメタルじゃねえ!」とか、「メタルは死にかけてる。こいつらは盛り上げ役としてはうってつけだ!」とか、「Kawaii!」とか、「YUI Ttyaaaaaan!」とか。

BABYMETALの曲にはオマージュが込められているケースが多く、メタラーのプライドに訴えかけるこの絶妙な仕掛けも相まって、それはそれはいろんなところで炎上したようです。

これも狙い通りだとしたらKOBAMETALってのはすごい人だな。

 

 

疑 問

 

2014年2月に国内でアルバム発売。

海外では配信のみで販売し、7か国のロックチャートでトップ10入り、ビルボード総合アルバムチャートでも200位以内に入っています。

そして2014年の7月に海外ツアーをスタートさせているのです。

いくらCOOLJAPANが盛り上がってるとはいえ、いきなり海外に出て、フェス参加だけならまだしもワンマンやるってすごい。

当然ライヴ会場の手配も事前に済ませてるとなると、うーんどうも勘定が合わないですね。

アミューズの現地代理人も頑張ったんでしょうが、YOUTUBEでのマーケティングってのもあながち間違っていないのかもしれません。

事実としてこの後のSonisphereや、The Forumという2,000人クラスの会場埋めたわけですし。

まさか本気でいきあたりばったりやったってことはないでしょうが…。

 

いろいろと驚かされることばかりなんですが、こんなこと可能なんでしょうか?

教えて偉い人!

 

 

今 後

 

アミューズ株主総会資料なんかでも、BABYMETALの海外展開については言及されていますし、今後どんどん注力されるアーティストなんじゃないかと予想はしています。

収益の軸が、サザン・福山・PafumePerfumeなど大きな柱に頼っている状況であるため、世界的に通用する可能性のあるBABYMETALは重宝されるのではないかと。

いずれにしてもニューアルバムの発売が待たれるわけですが、世界的にどれぐらい売れるのかなというのが、私の今の生活の中での最大の関心事であるのはいうまでもありません。

 

 次で終わります、つづく

 

*1:2015年11月時点

*2:10万枚以上売上

*3:幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情

*4:小児性愛

*5:アメリカの大物ヘヴィメタルバンド