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のえる(仮)のなんでもかんそうぶん

札幌市すすきの・大通界隈で(大体)1人で食べ歩きや飲み歩き、読書や日常などのなんでも感想文です。

「エコラム」ヲヨンデミタ

著者:リリー・フランキー

 

エコラム (新潮文庫)

エコラム (新潮文庫)

 

 

こんにちは、のえる(仮)です( ´ ▽ ` )ノ

不定期連載読書感想文シリーズ。

今回はリリー・フランキーのエコラムです。

 

【前談】

実はこの本は貰い物。

映画「東京タワー」の原作を書いた渋いおっさんですよね?ぐらいの知識しかなかったヒノノニトン。実際映画も見ていません。

コラム物っていうのも自分ではまず選ばないジャンル。ただ折角頂いたので読んではみました。みたのですが…。

予想に反して凄く下品なんですよ!

チ○コ、マ○コ、ウ○コと、○の中にンが入るとそうそこはパラダイス。その他、裸や性癖、風俗関係についての記事が多くてニヤニヤしちゃいます。後から聞いたら割とそっち方面で有名な人なんですって。

子供がそのまま大人になった感じで楽しく読めましたし、エピソードも豊富で、文章構成や言い回しもさすがプロ。

しかしネタがネタなので、正直に言うと途中で飽きてしまいました。

とりあえず放送コードに引っかからない程度のおもしろ記事を、4つほど要約⇨引用してみようと思います。

 

【♯001 宇多田的発想】

宇多田ヒカルのアルバムを渡される。イイね!。「ファーストラブ」のサビ前の部分に衝撃を受ける。

♪明日の今頃には あなたはどこにいるんだろう 誰を想ってるんだは~

歌詞カードみると「だろ」になってる。「だろ~」は美しくない、心の中で「ろ」を発音することにして、出音は「は」で伸ばして、気持ちは「だろは」、という新しい解釈ではないか?

からの↓

たとえば、別れ話を切り出したい男がいるとする。誰しもが、その言葉をかつて愛した人に告げることを好まない。ずるい気持ちが働き始め、様々な言い訳と嘘を相手に対して用意するあまり、事態は余計に泥沼化してゆく。よくあることだ。

「実は、他に好きな子が、では~!!」

これは「は」の中に「きたんだ別れてくれ」という重たい言葉を隠し、キレイに伸ばしてみましたという手法だ。そして、もっと歌える奴になると、もう宇多田よりもフェイクだ。

「では~!!」。これだけで、彼女は泣きながら帰って行く。気持さえ込めればなんとかなるということを、あのアルバムに学んだ。

 

ちょっと笑った。

 

【♯002 マーライオン現象】

意外とマーライオンってしょぼいよねって話。観光客は皆がっかりしている。ただそれは人が勝手にすごい観光名跡だと、マーライオンに対して過度に期待し過ぎていただけなのだ。

からの↓

 

しかし、どれだけ偶像化しても相手はいつもありのまま。チ○ポも吸えば、隠れたサムシングもある。女が男に対する見方もそうだ。”頼りない” ”もっと男らしくしなよ”。なに言ってやがる。そんなもん、普段の生活から見てわかるだろ!?汝、己の希望を期待に代えることなかれ。そして、その失望を口にすることなかれ。

人は皆、マーライオン。最初から、このスケールのショボい私を見てほしい。それを好いてくれれば、ホラ、このウロコの部分のデザインはちょっといい仕事。

このマーライオン像は、そんな過大評価された人々の霊を眠らせる、かわいそうな像なのだなぁと、ちいさなマーライオンを見ながら思い、涙していると、連れが後ろから声を掛ける。

「オイ。つまんねぇから行こうぜ」

「あっ、あぁ・・・・」すまん。マーライオン。そんなオレも少しショボいと思ってた。

 

マーライオン…。

 

【♯085 銃社会でジョーク 】

もし日本がアメリカ並みに銃を所持するようになったら気軽に冗談も言えないよね、という話。

からの↓

遅刻したといえば撃たれ、声がデカいといえば撃たれ、阪神が負けたといっては撃たれ、早漏だといっては撃たれる。

そんな世の中にならないことを祈り、そうであったにせよ、自分は銃をもちたいとは思わないが、もし、銃を買うキッカケがあるとしたら、冗談の通じない友達が銃を買ったという噂を聞いた時である。

おそらく、アメリカの銃も、 そういうバカな理由で増えているのだと思う。

 意外と真理かも。

 

【♯092 考える男たち】

ピエール瀧とのやりとり。優香との軽いチューと引き換えに、プロ野球選手の福留の練習後の全身汗だく状態を、舌でなめて拭き取れるか?という話。

からの↓

しかし、ここには男としての教訓がある。もし福留を回避して優香のくちびるに背を向けたとしても、そいつは一生言われ続ける。

「なんでやんなかったの?オレだったら絶対やるね」

生涯、腰抜け呼ばわりだ。そして福留と勝負して、くちびるをモノにした場合、その時の評価はもはや女のくちびるなど、問題ではない。

「アイツ、すげぇよ・・・」。福留を攻めた男の、男としての評価が宿る。スーパーハイリスク・ハイリターン。そこに突進した男こそが、男なり。

 くだらないけど腹括れるやつって多分伝説作れる。 

 

と、読んでみますと9割の記事が放送コードにひっかかります。

頭をからっぽにして何かを読みたい時、童心にかえりたい時、クスっと笑ってみたい時、下品に笑ってみたい時にはうってつけかもしれません。

 

それではまたの機会に

SeeYou!