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のえる(仮)のなんでもかんそうぶん

札幌市すすきの・大通界隈で(大体)1人で食べ歩きや飲み歩き、読書や日常などのなんでも感想文です。

「アイス・ハント」ヲヨンデミタ ソノ2

ロリンズ

著者:ジェームズ・ロリンズ

訳者:遠藤宏昭
 

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ベイン(狼犬)のワタクシ的イメージ

 (引用:howling woods farm HPより)
 
こんばんは、のえる(仮)です( ´ ▽ ` )ノ
「アイス・ハント」感想文続編です。
 
【謎】
この物語はフィクションとノンフィクションを巧みに織り交ぜてあります。
 
例えば、ソノ1の画像でピックアップしている「グレンデル」。
実際に発掘されたアンプロケトゥスと呼ばれる古代の生物をモデルにしています。
もちろん今現在の世界にはいませんが、こういう想像って誰しも一度はしたことがあると思うんですよね。
そしてそれを北極圏という未踏の地で展開することで、ありえないけどありえるかも、のレベルを上げている気がします。
そういう使い方がうまいなあと。
 
もう一つの例としては、「人体の冷凍保存」です。
これも実在のある種のカエルが、冬の間に凍結し、暖かくなって解凍されたあとも生きているという事実に論拠しているようです。
まあこれについては、どこかの国なり組織なりが実用段階に入っていたとしても驚きはしませんが…
精子卵子の冷凍保存はできているわけですしね。
 
更に、壮大な兵器なんかも登場しちゃいます。
物語中、米軍・露軍の潜水艦や爆弾、銃など、やたら兵器が詳細に記されています。
で、極めつけなのが「ショックウェーブ兵器」。
戦術核兵器と振動調和装置の複合体により、超巨大な氷山を破砕して溶かしてしまおうという兵器です。
実際に研究がなされているのかはわかりませんが、ちょっとワクワクしちゃいます。
これが中二病ってやつか…
 
ちなみにベインは忠実です。犬ですが。
 
トップ画像は実在の狼犬、カワエエ(+o+)
 
 
【読後感】
こういう題材好きだなあ。
ダン・ブラウンのラングドンシリーズも当然好物なんですが、当作品は登場人物一人一人の内面的な部分やバックグラウンドにより焦点を当てている気がします。
ちょっと無駄なサイドストーリーが多いと感じる場面もありましたが。
科学や軍事などの専門知識が出てきますので、ある程度覚えるのが難しい用語や単語も出てきてしまいますが、カタカナに拒絶反応を示す人でない限り楽しめると思います。
時間が経つのを忘れるぐらい、スピーディな展開に引き込まれますので余裕があるときに一気読みすることをお勧めします(笑)
ちょっとラストはベタかなあという思いもないことはないですが、絶対にスッキリできると思いますよ!
 

  

結構好みかも!
他の作品も読んでみたいですね。
 
ではでは。
 

 

アイス・ハント (上) (扶桑社ミステリー)

アイス・ハント (上) (扶桑社ミステリー)

 
アイス・ハント (下) (扶桑社ミステリー)

アイス・ハント (下) (扶桑社ミステリー)